祖父の著書「人生一人占い」を孫が勝手に加筆・修正したもの。
メインコンテンツは易占いだが、九星術、十二支占い、生年月日占い、手相・人相占い、姓名診断、血液型占いが広く浅く網羅してあり、まるで「占い方教えてやるから勝手に占え。」という祖父の個人主義な人となりが具現化したかのような一冊。
賢人が後の世に発展させてきた儒教の教えや学問、処世術、人生の教訓などの要素を省いて、易本来の占いの書としての使用を目的としたストイックな内容で難しい漢文や占例が一切出てこない。
反面、陰陽思想や自然界の理、八卦の成り立ちなどの基本的な事も何も書かれていないため、孫が勘ぐって易占いに興味を持つきっかけになった。
今はもうどこにも売ってないはず。