占い方

通常の易占いは筮竹(ぜいちく)と算木(さんぎ)を用いて、その現れた形性によって吉凶を占いますが、ここでは誰でも簡単に出来る手軽な方法を紹介します。

この方法は投銭占いといって昔から中国より伝わった方法で孔子がよく使った方法の現代版です。

まず、十円玉五枚と百円玉一枚、計六枚の硬貨を用意します。

両手の中に入れて精神を統一し、良く振り混ぜながら願い事や占的(占いのターゲット)を思い浮かべ(紙とペンに書いても)、バラまくように投げます。

次に手前から順番に奥に向かって硬貨を並べて下さい。並べ終わったら硬貨の表裏を見ます。表(図柄)が陽、裏(数字)が陰と見ます。これが「本卦」(坤場合は地天泰)。百円玉の位置が「変爻」と見ます。

本卦は現在の自分の状況、自分を取り巻く周りの環境。「変爻」は陰陽が逆転し、「変卦」(この場合は雷天大壮)に転じます。これは将来的に起こりうる可能性です。「二段占」はそれに対してのアドバイスです。


ちなみに祖父も祖母も筮竹と算木で占う。そして孫はサイコロで占う。

道具を揃えなきゃ占えないって言われてたら多分占おうとも思わなかったかもしれない。