バグダッド・カフェ

オバケ雲

涼しくなったと思ったらまた暑くなって、大雨かと思ったらカンカン照りで、おかげで筋トレも人付き合いもサボりがち。愛すべきいつものオレ。

先週は何かと母親と会う。

大雨の木曜日は姪っ子がバイトする予定の母の知り合いのいるラーメン屋に、姪っ子と甥っ子を連れて顔合わせ。もちろんオレの役目じゃない。いつも通りの母の気まぐれ。

ギョーザと中華丼を食う。食べ過ぎて腹を壊す。

土曜日は弁当を持参してきた母と「バグダッド・カフェ」と言う結構有名らしい古い映画を観る。

と言うよりはたまたまアマプラで映画を物色してる時に、聞き覚えのあるバグダッド・カフェというタイトルを見つけて、他に観たい映画も無かったから何となく眺めてたらそこに母が乗り込んで来たって話。

二十代の頃に好きだった宝生舞のエッセイだったか。バグダッド・カフェの唯一の記憶は。

旅先で夫と喧嘩別れしたぽっちゃり系のドイツ人女性が訪れた「バグダッド・カフェ」という寂れたモーテルでの出会いと奮闘の話。

途中で帰る母親と、その直後にぽっちゃりのヌード。バグダッド・カフェ。知ってたんなら、言え。

外食と弁当と偏食のおかげで余った期限ギリギリの卵でゆで卵を作る。

ゆで卵。

卵の殻にちっちゃい穴を開けておくとカラがキレイに剥けるらしいぜ。

この連休は黙々と掃除と荷物運び。

祖母の遺品整理で処分出来なかった物を、以前寝泊まりしていた物置を改装した部屋に置いておいたのだが、母屋の祖母の寝室がやっと片付いたのでそっちに移動。祖母の遺品というよりは祖母が捨てられなかった祖父の遺品。大昔のレコード盤、全然売れなかった祖父の書いた占いの本。乾燥させてニスを塗った木の根っこ。どこで拾ってきたのか分からない色んな形の石ころ。

ひたすら運んで、ひたすら積み重ねて、

古巣。

やっと空っぽになったかつての犬小屋。真ん中の柱は物置だった頃の名残り。来年の夏はエアコンをつけよう。

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