
まだまだ暑いけれど、比較的過ごしやすい季節。振り返れば汗と涙と虫と塩飴の夏。悔い亡び、咎もなし。
片付けしてたら10年近く前に趣味でやってたレザークラフトの道具が出てきた。
その時作って今でも使ってる自分の財布を改めて見てみたら大分ボロい。ヌメ革はエイジングと言って手の油や湿気や日焼けで、使い込むと段々飴色になってくる。それにしても経年劣化が酷いし、

だっせえwトシを考えろよ。
もちろんこの言葉を自伝のタイトルにした古のパンクロッカーは別の思惑があって敢えてこの言葉を選んだんだろうけど、オレのはただの猿真似。今もまだ、クズのままかね?
せっかくだから新しく作る事に。と言っても本革は高いし、新しく型紙から作る想像力も根気も無い(来週スプラトゥーン3が出る)ので、手持ちの余り革と型紙で同じ形の財布を作る事に。
L字ファスナーってヤツだ。お札は二つ折りにしなきゃならないし、カード挿しも無いから嫌う人はトコトン嫌うけど、手のひらサイズの割に意外と収納力があって個人的にお気に入りの形。割とポピュラーで大小様々色んなところで売ってる形。
今現在のL字ファスナー界隈はどうなってるか分からないけど、オレのは当時の既製品と差別化を図って外側にもポケットを付けてる。要はカードがメチャメチャいっぱい入る。懐かしい。
まあ道具も足りてるし、作ってりゃ思い出すだろ。こんなモン2時間もあれば作れる。インスタント・レザークラフトだ。
2日掛かった。縫い方もコバ磨きも忘れてた。

でもこれが使い込むと渋い飴色になってくるはず。素材だけは良い。本革だからな。にしてもちょっと味気ないか?やっぱ久しぶりの、いや最早初めての、と言っても過言では無いこの記念品にやっぱりなんか書いた方がいいか?

だっせえwやっぱトシ考えなくていいわ。