七夕。個人的に「七」と聞くとどうしてもスリーセブンとかラッキーセブンとかがまず脳裏をよぎってしまう。

それはオレが人並以上にパチンコ屋に出入りしてた事がかつてあったからで、「7」と聞くだけでなんだか得した気分になるのはオレを含めたギャンブル好きな輩だけだと思ってたんだけど、どうやら違うらしい。

7を他の数字とは別の位置に置くのはどうやら昔からある事みたいでパッと思いつくのは七福神。七人の福の神。満場一致でめでたい。七つの大罪とかも「7」だ、キリスト教の。でもこれはなんか不吉の象徴だから違う。漫画は面白いけど。

キリスト教と言えば昔仕事でいっつも二人で現場に放り出されてたなぜか宗教に詳しい先輩の話を思い出した。7って数字は完全な数字なんだと。だからキリスト教では7の一つ前の6は人間以下の獣の数字だとかなんとか。うろ覚えだけど。ちなみにスロットでは設定6は最高設定。もっと言えば1と2だけが人間以下の獣の数字。

でもそれらがラッキーセブンかと言われればなんかピンと来ない。七福神はハッピーでラッキーだけどまず人数の話だし、そもそも単体でも充分めでたいし。

気になってラッキーセブンの由来を調べてみたらそもそも7と言う数字は英語圏では幸運の数字らしい。で、ラッキーセブンと言う言葉の起源はアメリカの野球の試合で7回の攻撃で打ち上げたフライ球が強風にあおられてホームランになった事を勝利投手が「ラッキーセブンス」(幸運な第7回)と表現した事なんだそう。一説には。

あと全然関係ないけどコンパスと定規だけを使って作図出来ない多角形は正七角形だけらしい。なるほど全然わからん。

でも勉強になるし、驚いた。こんなにも人間にとって7って数字が重要だった事に。そして7って数字をこんなに調べてる人がいるって事にも。

でも一番驚いたのはこのトシになって「正七角形」という言葉に生まれて初めて出会った自分自身の学の無さよ。

久しぶりに戦慄が走ったわ。こんな七夕の夜に。

オマエにノれないなんて。

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