占いなんか全然興味無くてさ、占いあてにするようになったら終わりとか思ってて、じいちゃんが晩年易占いにハマって本まで出しちゃってもばあちゃんが事あるごとにじいちゃんの本で占ってるの見てても何にも感じないで今まで生きてきたんだけどさ。
三年くらい前にじいちゃんの本を読む機会があって、ヒマも。
その流れで色んな本買って読んだり、占い師さんのブログとかもお邪魔させてもらったりしてさ、でも結局スピリチュアルなジャンルに対する信頼度みたいなのは全然変わらなかったんだけどさ、
なんか世界観というか成り立ちというか、世の中の仕組みとか宇宙の真理とか自然の摂理とかが例えばホントにこういう風に出来てるんだとして、占い師さんやじいちゃんを見習って、その中に身を置いてみたらなんか世の中の色々な事に納得出来ちゃうんじゃないかと思っちゃってさ、気が付いたらそれから三年間毎日サイコロ振ってました。
でも未だにままごとレベルだから他人の事なんかもちろん占えないし、我流が過ぎて全然当たらないんだけどさ、こういうルーティンワークみたいなことも悪くないかなとか思っちゃって。
毎朝サイコロ振ってその日その時自分にしか引けなかった「目」みたいなモノを持ってるとさ、その日一日が自分だけのモノになった気がして、子供みたいにさ。
今までのんべんだらりと生きてきて今更物語の主人公とかではないけど、少なくとも誰かの物語の脇役じゃなくなるんだ。
別に脇役でもいいんだけどさ、もうトシだし。
自分の立ち位置が定まってれば、生き方に覚悟が持てる。人生一人占いってそういうことだろじいちゃん?
でもなんかパチンコ打ってる時にボケーっと考えてた事と似てるわ。
ツキとか波とか引きとかサイクルとか巡り合わせとか運命とか。
もの凄いスケールちっちゃいけど何年もパチンコ屋で占いまがいな事してたわ。
だから結果占い好きだね。もう少し調べてみよう。

パチンコ玉もスロットのメダルもこんなカタチしてたわ。