
若者のすべて。
卦辞
咸。亨る。貞に利ろし。
女を取るに吉。
かん。とおる。ていによろし。
じょをとるにきち。
感じ合い、応じ合う。順調に進む。感情に流され過ぎなければ。
例えばそれが男女の関係なら結婚しても良いくらい。吉。
良運。人間関係、愛情関係は大吉。
感受性豊か。余計なことまで感じ取ってしまうか。
爻辞
初爻
其の拇に咸ず。
そのぼにかんず。
足の親指に感じる。
足の親指にちょっと何か当たってる気がする程度の感じ方。気になる程度。
情報が足りない。準備を充分に。
二爻
其の腓に咸ず。凶。
居れば吉。
そのひにかんず。きょう。
おればきち。
ふくらはぎに感じる。凶。
動かなければ吉。
自分の感性では無く、人の感性に引っ張られてしまう。
人に流されないように。
人に釣られて動いてはいけない。
三爻
其の股に咸ず。其の随うを執る。
往けば吝。
そのまたをかんず。そのしたがうをとる。
ゆけばりん。
股に感じる。感じるままに動き過ぎる。
恥をかく事になる。
色んなものを過剰に感じ取り、思考が定まらない。
感受性が強め。誘惑に負けそうな。
四爻
貞吉。悔い亡ぶ。
憧憧として往来すれば、
朋爾の思いに従う。
ていきつ。くいほろぶ。
しょうしょうとして おうらいすれば、
とも なんじのおもいにしたがう。
正しく感じる。吉であり後悔も無い。
互いに惹かれ合う人と気持ちを伝え合えば、
相手も自分に応えてくれる。
仲間と気持ちが通じ合う。吉。
五爻
其の脢に咸ず。
悔い无し。
そのばいにかんず。
くいなし。
背中の肉に感じる。
後悔は無い。
感覚の弱い背中の肉の部分に何か当たってる気はする。
自分が正しいと思った事以外に興味が無いので響かない、流されない。
自分が感じた事が大事。
※爻辞の中の脢(バイ)の正しい漢字は月+毎。
上爻
其の輔頬舌に咸ず。
その ほきょうぜつにかんず。
口先に感じる。
口八丁手八丁で言葉巧みに人を操ったり、逆に思いついた事を何でもすぐ口にしたり。
口先だけは駄目。行動で示す事。
感じ合い、応じ合う。少年と少女、鳴り止まぬ恋のうた。情念と躊躇、それよりも尊いのは、
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