片付け

こないだまであんなに寒い寒いと言っていたのに今日は物置の片付けと買い物日和。春の訪れを感じますね。

去年のクリスマスイブに親父が死んだ。親父と言っても生みの親のほう。オレが二歳の頃に両親が離婚して、それっきりの親父のほう。顔も母親が見せてくれた若い頃の写真でしか知らない。晩年は地元の村で一人で暮らしてた。

母親と離婚した後に一度再婚したみたいだけど、子供は出来なかったみたいで、なし崩し的に兄貴とオレが法定相続人に。

オレは放棄することにした。財産と言っても山奥の山林やら畑やらだし、生みの親とはいえ顔も覚えてない、思い出もない人間の人生の後始末は出来ないし相続する資格も無いだろうし、オレには自分の子供じゃないのにメシ食わせて高校まであげてくれた育ての親父がいるし、母親からしてみれば自分の息子達に自分が別れた男の住んでる村の人間と奇妙なつながり持ってもらっても困るだろうし。

当の本人は自分の誕生日が前のダンナの命日になってんだけど。(母親の誕生日はクリスマスイブ。因果なもんだ。毎年イジれるな。)

ちなみに兄貴は相続した。兄貴は兄貴で考えがあっての事なんだろう。オレも止めなかった。相続するなら長男だと思うし、その方が弟もなんかあった時に頼りやすい。そんな事で揉めてもしょうがない。せっかく仲良いのに。

色んな調査やら役所の手続きやら調停やらが先月やっと片付いて気持ちの整理がついたので、このブログで吐き出す。親父、安らかに眠れ。

これは酷い

去年の秋に片付けはじめて、冬の間放置していた離れの作業部屋というか物置というか混沌を暖かくなって来たのでなんとかしてる途中。ここからなんとかヴィンテージ風に持っていけるか。

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